カナダからのメッセージ紹介 2020年 第4弾
(2020年: 第1弾、第2弾、第3弾 もお楽しみください!)
今年はどこも本格的な夏の訪れが遅いように思われますが、
ここバンクーバーでは、じっとしていても暑さを感じる毎日になりました。
例年今の時期は観光シーズンのピークですが、今年は旅行のプランもままなりませんね。
さて、今月もカナダの近況をお知らせします。
まずは気になる北米市場の動向です。
11月の米国大統領選まであと100日を切りましたが、
過去数週間の株式市場は大きな混乱もなく、引き続き
政治、経済のニュースへの反応を中心に、小刻みな動きを見せています。
また世界の主要政府は、景気対策のため財政支出を続ける意向を示し、
カナダは一足先に7月上旬に失業補助の延長を実施しました。
この動きは各国の債務レベルからも、無限に続くものではありませんが、
大幅な感染数減少まではどうしても必要である、という共通認識です。
カナダの近況
カナダ
◎ COVID-19後の移民政策の改善とサポート・プランの会議を開催
BC州
◎ 9月の新学期から、新しい安全規定を盛り込んだ学校再開プランを発表
バンクーバー
◎ 毎夏恒例のPride Paradeは、一週間のオンライン・イベントにて開催
世界的な観光名所であるナイアガラの滝は、ご存じの通りアメリカ・NY州と
カナダ・オンタリオ州で、両国をまたいで位置しています。
上は乗船率の上限50%いっぱいまで載せたアメリカの観光船Maid of the Mist号。
一方、カナダの国旗が目立つ下のクルーズ船は、乗客6名までに制限して
営業されている、カナダの観光船Hornblower号です。
このようにアメリカ、カナダの国境ですれ違う二つの船をみても、
アメリカと比べ、規制解除に慎重な姿勢を続けているカナダは、
重症化防止、抑え込み成果の数字につながっているといえそうです。
今月も暑さに負けないよう、体力維持、まめな水分補給を忘れずにお過ごしくださいませ。